外付けSSD(SDSSDHII-240G-J26C+USB3.1)を試してみた
あけましておめでとうございます。(遅い)
前回から結構空いて、実は新年一発目の記事です。
そして一発目なのにUE4記事じゃありません。
昨年から外出時に作業する場合はノートPC(Alienware)を使っています。
13インチながらGTX970Mを積んでいるのでUE4も動作するのですが、SSDを積んでおらず、実際に作業する時には結構なストレスがありました。
今更SSDに変えるわけにもいかなくて悩ましい問題だったのですが、年明けから東ゲ部が始まったこともあり、今年はノートPCで作業することが増えそうな予感がしたので環境改善を目指して 外付けSSD を試してみました。
ちなみに東ゲ部とは、関東を拠点としたゲーム制作者コミュニティです。
メリット
外付けSSDにすることでのメリットは以下の通りです。
- デスクトップPCのUE4本体やデータをサイズの問題でHDDに置いていたので、作業効率の改善
- ノートPCはHDDしか積んでいないので作業効率の改善
- デスクトップPCとノートPCでそれぞれ環境構築する必要が無くなる
かなりメリットが大きいですね。
逆にデメリットとしては定期的にバックアップを取る必要があるといったところでしょうか。
やったこと
まず、大容量のSSD が必要です。
今回はコスパ重視で SDSSDHII-240G-J26C を購入しました。
メーカー発表値は以下の通りです。
最大読出し速度 | 最大書込み速度 | |
---|---|---|
シーケンシャル | 550MB/s | 500MB/s |
ランダム | 95K IO/s | 79K IO/s |
この速度が出ればかなり快適そうです。
ただ、今回目指したのはポータブルなSSDです。
USBで接続する以上、そこの転送速度がボトルネックになってきます。
今回はできるだけ速度を出したいため、USB3.1 を使用した接続を試してみます。
SSDケースはCENTURYのUSB3.1対応のものを購入しました。
メーカー発表値では転送速度520MB/sとあります。
これが出せればSSD自体のR/W速度に近付けることができますね。
また、元々デスクトップPCにはUSB3.1インターフェースを積んでいなかったので、玄人志向のインターフェースボードを購入しました。
諸々合わせて税込み4.7K円くらいですかね。
実際にはSSDの購入で結構ポイントが溜まり、インターフェースボードとかはそれで購入したりしてます。
結果
CrystalDiskMarkでベンチマークを取ってみました。
比較用にOS用のSSD(SSDSC2CT240A3)と、データ用のHDD(DT01ACA200)も取ってます。
データ用のHDD(DT01ACA200)
まとめ
OS用のSSDと比べてみるとRead性能は落ちるものの、十分な結果です。
元々UE4の本体とプロジェクトはHDDに置いて作業していたので、これで快適な作業環境になりそうです。
同じような悩みを抱えている方は是非お試し下さい。
※追記(2/14)
どうもインターフェースボードの接続の問題で最大性能が発揮できていないようです。
ノートPCのUSB3.0接続の方がパフォーマンスが出ている状態です。
原因を調査したところ、今回購入したインターフェースボードがPCI Express Gen.2の時にx2らしく、Gen.3だとx1性能しか発揮できていないようです。
玄人志向USB3.1インターフェースボード: 論外なおちゃん
デスクトップPCのマザーボードはMSIのZ97 GAMING 7であるため、Gen.3しか積んでいません。
Gen.3に対応したUSB3.1インターフェースボードを購入すれば良さそうですが、ラトックシステムが2月中旬発売するとのことなので、これを待ちたいと思います。
※追記(3/13)
外付けSSDにUE4のランチャーとエンジン本体を突っ込むのは罠かもしれない。別PCでランチャーのアップデートが走ったからな気がするが、起動できなくなって再インストールも成功しなくなった。調べてみるとアンインストール後もゴミファイルが残ってて、権限周りで消せてないぽい
— ほげたつ (@HogeTatu) 2016年3月13日
はい。地雷を踏みました。
とりあえずランチャー本体を外付けに逃がす事はやめて、VaultCacheとエンジン本体を外付けに置き、エンジン本体の更新はメインPCのみで行う運用に変えてみます。