UE4のランチャーをCドライブから退避させて空き領域を確保する
会社PCのCドライブが枯渇しててつらたん。原因はUE4ランチャーのキャッシュ済みアセット(60GB以上)。ランチャーごとDドライブに待避してシンボリックリンクで繋げたら動作したので完全勝利だ。
— ほげたつ (@HogeTatu) October 26, 2015
この件の詳細です。
今回はUE4と直接関係するものじゃありません。
コストパフォーマンス重視のPC構成にした場合、最近だとCドライブはOS用に容量が少なめのSSDで、Dドライブはメディア用に容量多めのHDDにする事が多いかと思います。
ちなみに僕も例に漏れず、自宅も会社PCもこの構成です。
しかしながらUE4を使ってると、エンジンの性質的に大サイズのファイルを扱う事が多くなり、油断しているとCドライブが枯渇しているなんて事もあります。(はい、僕がそうです)
ランチャーをインストールする際、デフォルトだと以下の場所に展開されます。
C:\Program Files\Epic Games\Launcher
ファイルアクセスが早いSSDに展開される事で作業は捗りますが、ランチャーと共にインストールされるエンジン本体やマーケットのアセットが無視できないサイズとなってくるので、それへの対応としてランチャーをDドライブへ退避させることにしました。
まず、ランチャーが起動中であれば終了します。
その後、ランチャーを任意のディレクトリに移動します。
今回は C:\Program Files\Epic Games\Launcher から D:\Unreal Engine\Launcher に移動させます。
元々あったディレクトリに対して、移動させたディレクトリからのシンボリックリンクを作成するため、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを入力します。
mklink /D "C:\Program Files\Epic Games\Launcher" "D:\Unreal Engine\Launcher"
その後、ランチャーを起動して動作に問題が出ていないことを確認できればOKです。
ちなみにシンボリックリンクに関しては以下を参照して下さい。
ざっくりと説明すると、ショートカットと違い、リンク先そのものと同様に扱えるものです。
これを使用する事で、今までとパスは同様で、実体だけDドライブへ退避させることができます。